賃貸>（不動産賃貸）申込時にはこうしよう！（２）〜やり過ぎ注意

前回は申込時に色々な条件交渉をこちらから提示して交渉し
てみようという提案をしましたが、今回はその際の注意事項
を説明したいと思います。

それは、申込は契約前の交渉なので決裂する場合もあるとい
うことです。

あなたとしてはこちらの条件を全て「貸主」に飲んでもらえれば
それに越したことは無いのですが、「貸主」によっては、あまり
多くの条件を出すとその時点で、「こんな人には物件を貸したく
ない」と、へそを曲げてしまい、そこで再交渉どころか、こちら
が折れてもそれ以上話に乗って貰えず、契約まで至らない場合も
あるので注意が必要です。

親切なオーナーだと、賃料の値引きＯＫだけど、礼金はゼロには
出来ない、その代わり自転車置場の料金は賃料に含める。
それと、出来るだけ契約のスタート日を早めて欲しい。等々、こ
ちらのリクエストに対しての回答を返してくれます。

その回答に対して、ＯＫして、物件を借りるもよし、再度、納得
が行かないところは交渉するのも手です。

が、再度申し上げますが、賃貸借契約は交渉です。

「借主」、つまりあなたが「貸主」よりも優位な立場に立てれば
良い条件を引き出せるし、反対に「貸主」側が優位になれ
ばこちらの条件は殆ど飲まれることは無いということを頭の中に
常に入れておきましょう。

次回は、どんな時にあなたが優位な立場に立てるのか、また、「
貸主」が優位な立場になるのはどんな時なのかをお話したいと思い
ます。