賃貸>（不動産賃貸）契約前にこれだけは確認しておこう（クリーニング代等退去時に必要な費用）

さて、今回は、物件が決まって、条件交渉も上手く行って、
「契約」、の前に確認しておきたい事項のお話です。

「契約」の前には「重要事項説明」が行われますが、これは、「
契約」に関して重要な事の説明を「仲介業者」さんからしてもら
うことです。ちなみに「貸主」と直接契約を結ぶ場合には義務付
けられていません。

まず、出来れば「契約」や「重要事項説明」を受ける前に、コピ
ーを貰って内容を確認させてもらってください。

その上で、自分に不利だと思うところは変更してもらうよう、交
渉しておいたほうが良いです。

これはあくまで私の主観ですが、どのようなところを確認してお
くべきかというと。

「賃貸借契約書」もしくは、「重要事項説明書」の内容のうち

１）解約予告期日〜どのくらい前に行わないといけないのか？

通常ならば１ヶ月前ですが、たまに２ヶ月前予告の場合がありま
す。出来るだけ１ヶ月前に変更してもらうよう交渉しましょう。

解約予告が２ヶ月前だとあながた次に住む物件が賃貸の場合、賃
料の二重払いをしなくてはならなくなる可能性が非常に高くな
ることを避ける為です。

現在借りているところは、解約通知を出しても最低２か月分の賃
料は払わなくてはなりませんし、新しいところは、現在の物件の
解約通知予告が２ヶ月だから契約開始を２ヵ月後からにしてくれ
といってもそんなに長い間待ってくれる「貸主」はまれです。


つづく









２）退去時の「原状回復」に関する文言を変更してもらう。

「借主」が住居等に損傷を与えた場合は、退去時に「借主」
負担にて原状回復の義務を負う。というような文言を、

⇒自然損耗や経年劣化の場合は除くという文言を契約書と重要
事項説明書面に入れてもらうように「営業マン」に交渉しましょ
う。

つづく

３）賃料の増額に関する文言を変更してもらう

「貸主は」市場の状況などに応じて賃料を上げることが出来
る。をいうような文言があったら、「借主」と「貸主」が協議の上、
賃料を改定することが出来る。というふうに書き換えてもらえな
いか交渉する。

・退去の際に掛かる費用の確認と交渉。